2022/08/10

猛暑をおいしく乗り切る
おすすめ夏バテ防止レシピ3選

暑い日が続き、夏バテが気になりはじめた人も多いのではないでしょうか。「ここ数日、食欲がない…」「栄養があって食べやすい食材ってなんだろう？」など、お悩みではありませんか？
今回は夏バテ防止に取り入れたい栄養素と、おすすめ食材を使った美味しく栄養満点なレシピを3つ厳選してご紹介します。

夏バテ防止につながる栄養素＆おすすめ食材

まずは、夏バテ防止におすすめの栄養素と食材をご紹介します。

ビタミンは、夏バテ対策にぜひ取り入れたい栄養素。とくにB1やB2、Cなどがおすすめ。疲労回復に効果があると言われています。
おすすめ食材は豚肉やトマト、パクチーなど。とくにB1は、にんにくや玉ねぎなどに含まれるアリシンと一緒に摂ると、より栄養効果が持続するのだとか。

タンパク質は、体内でエネルギーをつくる筋肉に欠かせない栄養素。タンパク質が不足すると筋肉も弱くなり、エネルギーが生み出せなくなってしまいます。
タンパク質の摂取には、お肉や卵のほか、納豆や豆腐などの大豆製品、牛乳も手軽でおすすめですよ。

タンパク質の吸収促進になるムチンも大切な栄養のひとつです。胃の粘膜も保護してくれるため、胃の調子が悪いときにもおすすめ。
ムチンはオクラやなめこ、長芋などのねばねば食材に含まれています。

ここからは、ご紹介したおすすめ栄養素をおいしく摂取できる、おすすめレシピを3つご紹介します。

ビタミンとムチンをさっぱりおいしく摂取できる、豚しゃぶサラダ。タレはラー油を加えてピリ辛に！

材料（2人分）

《タレ》

作り方

Step.1 オクラに塩を振り、まな板を使い板ずりをします。表面のうぶ毛が取れたら水洗いし、お湯を沸騰させた鍋に投入。2分ほど茹でたらざるに上げ、冷水にさらしておきます。
Step.2 オクラを茹でた後のお湯を使い、豚バラを一枚ずつサッと湯通しします。湯通しした後はざるに上げ、水分を切って冷ましておきましょう。
Step.3 冷水にさらしていたオクラの水分を切り、包丁でヘタを落とします。ヘタを落としたら、切り口が斜めになるよう2等分に切りましょう。
Step.4 水菜とみょうがを洗い、水分を切っておきます。水菜は食べやすい長さに、みょうがは細長に切りましょう。
Step.5 ボウルに酢、醤油、ごま油、ラー油を加え、混ぜ合わせます。
Step.6 水菜、豚バラ、オクラ、みょうがの順に器に盛り付け、最後にタレを回しかけて完成です。

栄養たっぷりの夏野菜を、スパイス風味で食べやすく。トマトはホール缶を使うとスープに溶け込み、さっぱりと味わえます。

材料（2人分）

作り方

Step.1 鶏手羽元は骨に沿って切り込みを入れ、じゃがいもは一口大に、にんじんとナスは乱切り、玉ねぎはみじん切り、かぼちゃは薄切りにします。ピーマンは半分に切ったら種とワタを取っておき、ズッキーニはヘタを落としてから、1cm幅で輪切りにしましょう。
ゆで卵も半分に切っておきます。
Step.2 鍋に大さじ1の油を熱し、鶏手羽元、じゃがいも、にんじん、ナス、玉ねぎ、かぼちゃ、ピーマン、ズッキーニを入れ、鶏手羽元に焼き目がつき、玉ねぎがしんなりするまで炒めます。
Step.3 Step.2の鍋に潰したホールトマト、水、コンソメを入れ、中火にかけます。煮立ったら弱火にし、具材が柔らかくなるまで15分程煮込みます。
Step.4 具材が全体的に柔らかくなったら、カレールウ、塩を入れ、混ぜながらさらに5分程煮込みましょう。
Step.5 器にスープを盛り、その上に切ったゆで卵と茹でたブロッコリーを乗せたら完成です。

時短で本格的な味わいが叶う、トムヤムクン風うどん。牛乳を入れることで、まろやかな酸味を楽しめます。
栄養たっぷりのパクチーは、お好みで盛り付けて。

材料（2人分）

作り方

Step.1 鍋に大さじ１のごま油とみじん切りにしたしょうが、にんにくを入れ、香りを立たせます。
Step.2 香りがしてきたらシーフードミックス、しめじを加え、弱火〜中火で炒めます。
Step.3 シーフードミックスの表面がうっすらきつね色に変わってきたところで、砂糖、鶏ガラスープの素、ナンプラー、ライム果汁、トムヤムペーストを加え、水を入れて沸騰させます。
Step.4 うどんをパッケージの表示どおりに茹で、冷水にさらしてぬめりをとっておきましょう。
パクチーも洗い、水気を切っておきます。ライムは絞りやすいように切っておきましょう。
Step.5 Step.3が沸騰したら、牛乳を加えて弱火で5分煮込みます。
Step.6 水気を切ったうどんを器に盛り、Step.5を上からかけます。
Step.7 パクチーをお好みでトッピングし、ライムを乗せたら完成です。

おいしく夏バテを乗り切れる、おすすめレシピを3つご紹介しました。いずれも、食欲がなくても比較的食べやすく、疲労回復も期待できます。
猛暑が続きますが、おいしく栄養補給して、パワフルな毎日を過ごしましょう。